昨日FLL教室内交流会。選手、保護者、スタッフの皆さんのおかげで、大変意義深いものとなりました。参加3チームはそれぞれ自分たちのアイデアを大切にした攻略法でミッションにチャレンジ。
選手は保護者の皆さんの見守る中で、何とか成功させようと懸命でした。トライアルを重ねるごとに熱を帯び、最終トライアルはその場の全員がミッションの成功を応援する一体感のような雰囲気に会場が包まれました。その過程でお互い協力してゆく強い体験もできたと思います。
インベンタクラスの西本くんが振り返りビデオをアップしてくれました。
レゴマインドストームのアクティビティはとても楽しく、教材そのものに、生徒の表現欲求を引き出す特性があります。したがって生徒は自発的、主体的に自己表現をしてゆきます。これが大変良い所なのですが、今回のようにチームでミッションを達成し、点数を競うということになるとそれに対しての合理性が求められるためそこに葛藤が生じます。つまり、
「自分はどうしても自分のやり方でミッションを達成したい。でもそれはフォアザチームにならない」
私自身も葛藤します。小学生高学年、中学生の年代の生徒たちをまえにどちらを優先するという公式はない。
また、プロジェクトの終盤は、補講を入れたい。でも、中学生は定期試験がある。部活がある。受験生は塾の回数が増える。それでも何とか調整して生徒たちは教室に来てくれました。
こうした葛藤にひとつひとつ向き合って着地点をみつけていくこと自体が、実はとても大切なことだと思っています。
さて、今回テーマは「自然の脅威」ということでした。インベンタクラスの西本拓海くんのプレゼンは絶賛をうけました。
選手・OB・インベンタクラスのスタッフ、保護者の皆さまが、ひとつのテーマを考え、まさに気持ちがつながりあうイベントになったと思います。リフレクションボードに貼ってくださったコメントより
・「すごいことをしているんだなと思いました。夢中になる理由がよくわかりました。」 ・「いつ勝つの?今でしょ!」 ・「難しいミッションばかりだけど、協力しあうことがたいせつだよね!! がんばれ~。」 ・「405点とるなっしーーー」 ・「ミッションクリアにむけてこつこつプログラムを考えたのに驚いています。」 ・「災害のプレゼンテーションがまとまっているとともに発表の仕方がうまかった。感動でした。」 などなど
選手のみんな本当にありがとう。スタッフ、保護者の皆さま、本当にありがとうございました。