アドラー心理学のキーワード

先月インベンタクラスの中3生3名が、
その回でひと区切りをつけ、

「受験勉強に集中する」

という意思表明をしました。
適切な判断だと思います。

私:「3月のイベントには顔を
出してね。それで卒業という
ことにしようよ。」

Rくん:「いや、なるべく早めに
カタをつけて2月くらいには
帰ってきますよ。」

って、これはすごくうれしいです!
Rくんありがとう。

きっとこの教室が、彼にとっては
それだけ価値ある楽しい場に
感じられているということですから。

親御さんは、

「子どもが楽しいことは
 させてあげたい」

という気持ちで私たちの教室
に通わせてくれています。

そこには
【楽しいことを通じて「成長」
してほしい】
という願いがあります。

この「楽しさ」を「成長」へ
つなげることが私たちの
役割です。

では、ここでいう「成長」とは
どういうことなのか?

この教室では学校の教科を
教えているわけではありません。

だから私にとって「成長」とは
必ずしも「点数が上がること」
ではありません。

「好きなことで食べて行ける
ようになってゆくこと」

つい最近までそう思ってました。
でも、どうもあやしいかなと今は
思ってます。

【共同体感覚】という言葉を
ご存知ですか?

アドラー心理学の言葉です。

《共同体に対する所属感・
信頼感・共感・貢献感》
です。

難解です。
厳しいことばです。

でも20数年私の頭から離れない
魅力的な言葉です。

【共同体感覚】

この言葉の意味を考えながら
この言葉の方向に進んで行くこと。
子どもも大人も。ともに。

結局これが「成長」の本質と
感じています。(つづく)

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